白猫絵日記

お絵かきしかしない

爆弾を抱えた少女 #1

とある男子高校生には好きな女の子がいた。クラスにいるようなアイドル的存在の美少女で友達もよくいる注目の的だった。
彼は彼女におもいきって告白をした。しかし、見事に玉砕。振られてしまったのだ。けれど…本当は彼女も彼の事が好き。では、なぜ?なぜ振ってしまったのか。それは数年前に遡る。
彼女はお笑いでとあるお笑い番組に出る程有名な芸能人だった。そして、ある大御所がお笑いをやってると思わせるほど彼女は顔が似ていたがある時期から彼女はテレビから姿を消した。
 
彼女は東京に住んでいるが、従兄弟や祖父などが東北地方、九州地方に住んでいた。そして、そんな明くる日大地震が起きる。日本列島の東と西、両側からの同時期大地震だ。その数日後、東京の家に集められた彼女とその親戚達。西と東の家は潰れ、燃え、なくなってしまったと告げられる。そして、ある政府から来た手紙を見てこう言うのだ。
「東と西の家を完全に修復しようではありませんか。その代わりピンクの人生を半分くれませんか」と。
ピンク、とは。「彼女」の事だ。彼女は家族の為、政府の言いなりになった。けれど、それは悪魔の日々の始まりだったのだ。
 
つづく。
当小説は夢で見た映像を元にしたモノなので実際とは無関係です。